5月中旬から6月初旬にしか見ることのできない、御嶽山・三の池のドラゴンアイを見に行ってきました!
ドラゴンアイとは?
池に積もった雪が溶けて、龍の瞳のような現象になること
ドラゴンアイは秋田の八幡平が有名ですが、御嶽山の三の池でも見られるとか。
これは山登りとしてぜひ見てみたいと思い立ち、仕事終わりの金曜日に前乗りしていってきました🎵
最近はドラゴンアイの知名度が上がりすぎているのか、駐車場が争奪戦でした。
2024年6月2日ドラゴンアイの様子
今回見てきたドラゴンアイを先にご紹介↓
2024年6月2日でこんな感じ。
中心部の雪がかなり溶けてしまっているので、まんまるの瞳ではありませんが綺麗ですね。
今年もすでに5月から暑かったので雪溶けが早かったのかもしれません。
ドラゴンアイは上から眺めるのも良いのですが、三の池に降りるのもオススメ
五の池小屋から30分かけて降りれます。
池まで降りてみると、コバルトブルーの池と山が相まってめちゃくちゃ綺麗です。
よ〜く見てみると、池の深いところはまだ氷が張っているので、水がコバルトブルーの色味になっているのです。
池と山が一緒に見えるのがいいですね。心から来てよかったな〜と思いました(単純)
今回の登山ルート
ドラゴンアイ👁🗨飛騨頂上 / みちさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
濁河温泉から五の池小屋を目指す定番のコースです。
御嶽山はロープウェイ側から登ることができ、そちらは比較的ガレ場が多いルートなのですが
濁河温泉からは樹林帯が綺麗で違う雰囲気が楽しめました。
名古屋から濁河温泉へ
さて仕事終わりの金曜日。20時から出発。
東海北陸自動車道で名古屋市→関市→郡上→高山を通るルートで向かいました。
この高速のSAで夜ご飯を食べようと考えてたら、どのお店もラストオーダーが早めなのでご注意を。21時までには閉まります。
道の駅で車中泊
高山に着いたら、下道で近くの道の駅へ。
登山口の駐車場に直行してもよかったのですが、
出発前にトイレとか洗面所をしっかり使いたかったので、道の駅で仮眠を取らせていただく。
道の駅:飛騨たかね工房↓
出発前 駐車場情報とトイレ
5:30 濁河温泉登山口着
この時期の駐車場は激混みのようで、朝の5:30でも登山口直下の駐車場は停められませんでした。
(そこは約40台は停めれそう…)
登山口からは離れますが市営の駐車場がいくつか出てきます。
10台くらい停めれそうなこちらの場所に停めることができました。
場所によっては70台程停めることができる所もありましたので、登山口から10〜20分歩きますが、
絶望せずに駐車場を探してみてください笑
ちなみに地元の方かもしれませんが、バットを持ったおじさまが見回り?なのか付近を歩いておられました。少々びっくり。防犯対策であってくれ…
登山口にはバイオトイレが3台あります!
女性用・男女兼用・男性用
綺麗でトイレットペーパーもあります。
しかし、シーズンの土日にいくと10名くらいトイレ待ちの列ができているので
極限の人は注意が必要です。
準備を済ませて、登山道に入ります。
ここから五の池小屋まで、休憩込みで3時間でした。
装備が軽く、気候もよかったのでこのコースタイム。地図では3時間半〜4時間くらい。
樹林帯を歩いていると木道を発見。丹沢みたいに沢山あるわけではありません。
登ってみると、歩きやすい登山道という印象でした。
標高を800mほど上げるので、楽ではないのですが、
ただ急登や危険箇所は少ないので、基礎体力がしっかりとある方なら、登り切ることができそうです。
道中、ゴジラ岩とやらに到着。見えるかな〜?
出発から1時間半で避難小屋につきました。中で休むことができます。
ここからよい景色が!
摩利支天山方面もちらっと。目指す山の姿が見えるとテンションあがりますね。
ひたすら登り〜雪渓へ
もうね…こんな感じの登りが続いています。
雪解けの時期は地面がぐちゃぐちゃなので、ゲイターが欲しいところ。
今度はカエル岩が現れた。確かにこれはカエルっぽい。
8号目まで登っていきました。
お助け水と書いてあるけど、とくに水場ではありませんのでご注意を。
樹林帯も終わり、次第にハイマツの道になってきます。
めちゃくちゃ見晴らしがいいので、一気に元気になりました。
雪渓も6月時点で2箇所くらいありました。チェンスパがいる程ではありませんが
滑らないように丁寧に登っていきます。
だいぶ摩利支天山も近づいてきましたね。雲と雪のラインがとっても綺麗。
稜線の先に五の池小屋が見えてきました。
まあ、見えても30分くらいはかかるのですが。
ゆるやかな登りとはいえ、標高2200mより確実に上がっていきますので、息があがります。
10:00 飛騨山頂・五の池小屋到着
到着しました〜!五の池も雪が貼ってて、ドラゴンアイっぽい。
まずは小屋の裏にある飛騨山頂によってみます。
標高は2811m。この石像が並ぶ姿が…かっこいい。
飛騨山頂には天狗がいるんですよ。
夫と見つめあっていい雰囲気。
五の池小屋、3年前に宿泊しましたが雰囲気があってご飯がおいしかった。
この日は登山者も多いからか、宿泊者以外は飲み物だけの提供だったと思います。
トイレあります!200円でした。
摩利支天方向へ
お目当ては冒頭のドラゴンアイだったのですが、まだ下山まで時間があったので
摩利支天山方面へ登ってみました。
ここからも長いのです。最初、あの先が摩利支天山かと思ったのですが、違いました。
こんな感じのガレ場を登っていきます。どこかアルプスっぽいですね。
雷鳥も発見!4羽くらい見ることができました。
五の池小屋が遠くに見えてきました。いい景色だ〜
五の池小屋から30分くらい登って摩利支天乗越に到着です。ここが山頂かと思いましたが
違うんですよね〜
逆方面を向くと剣ヶ峰方面。雄大すぎますね。御嶽山は広く大きい。
摩利支天山が見えてきました。この位置から往復で40分かかるそうです。
雲がだいぶ上がってきていたので
今回はここで引き返すことにしました。また山小屋泊の時に挑戦しようかと思います!
さて下山です。最後にドラゴンアイと撮影。
この摩利支天乗越からの三の池はよい撮影スポットでした!
ちなみに、四の池は水が引いてました。戻るといいな。
下山はひたすら長い
登りが早く感じたので、降りも余裕かと思っていましたが
このコースは下山がけっこう長く感じるのです。(所有時間:2時間半)
やはり急登がない分、緩やかな下りが長く感じるのだと思います。
ちなみに下山後の楽しみとして濁河温泉があります。
今回は15時台に下山したため、けっこう混んでおり諦めました。
次こそは必ず行きたいと思います!
来年ドラゴンアイを見に行く方は気をつけていってらっしゃい